毎日新聞−2001年(平成13年)05月16日(水)

「たばこは伝染病だ」
WHO事務局長 痛烈な批判展開 

                                                              【ジュネーブ大木俊治】

 WHOのブルントラント事務局長は14日の総会報告で、喫煙を「不必要かつ予防可能な何百万人もの死を招いている」と述べ、痛烈な「たばこ批判」を展開した。事務局長は演説で「これらの死は細菌やウイルスでなく、不健全な利益追求によって引き起こされている」と、たばこ会社をやり玉に挙げた。さらに「その利益は治療や生産性の喪失という代価によって社会に重荷を与えている。たばこは乏しい資力を奪う伝染病だ」と述べ、たばこの広告やたばこ産業への国家補助を中止するよう各国に訴えた。

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