朝食時間平均17分 排便省略の女子も
−首都圏の小学生−

　首都圏の小学生が朝食を食べる時間は平均17分間で、朝の排便を省略する女子も多いことが、カゴメの「子どもの食生活調査」で分かった。
　調査対象は小学校３〜６年生の200人。食べる時間は「20〜24分」という回答が33％で最も多かったが、「10〜14分」「15〜19分」が合わせて49％もあり、かなりのあわただしさ。平均は17分だった。前の晩10時以降に寝た夜ふかし派では平均16分とさらに短かった。６割は朝食時にあまり空腹を感じていないことも分かった。
　起きてから登校までにしたことのうち、「トイレでうんこ」は男子５、６年生で60％だったが、女子５、６年生はわずか17％。女子の場合、シャンプー・髪のセットを欠かさない子供が75％いる。高学年になるほど「トイレより身だしなみ」という傾向が強くなるようだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【戸嶋　誠司】