アレルギーっ子の生活

<07-16      2001年12月15日(土)公開>

【けが・出血の時の対処法】

 切ってしまったところから細菌感染しないようにすること、出血を止めることが最大のポイントです。

@近くに水道がある場合は止血をしながら傷を水で洗い流してきれいにします。水道がない場合は、自動販売機で水・緑茶・ウーロン茶を買ってきて洗います。
A@と同時に止血します。血管が切れて出血しているところを上から押さえて出血を止めること。紐などで縛って止血しようとしない方が無難です。

出血を伴う切り傷(静脈性・動脈性出血とも)
@できれば流水で洗ってから
A傷口の出血している場所を圧迫止血する
傷口より心臓に近い場所を縛っても、縛り方が不十分だと静脈はストップするが動脈は止まらないので“大出血”してしまいます。

骨折

 骨が折れてしまった場合、折れた骨が神経や血管を傷つけないように簡単に固定して、病院へ行きます。

骨折

腫れ方がひどい時、曲がっている時は骨折していることが多い。
その場合、木やダンボール・雑誌を丸めたものなどで固定します。

頭部外傷

頭部外傷
@すぐに泣いたらまず安心です。
A頭痛・吐き気・嘔吐・胃識のおかしさなどがあれば病院へ連れて行きます。
Bぐったりして寝てしまったり、けいれんがあったらすぐ病院へ連れて行きます。

 すぐに、病院に連れていくかどうかは、頭をぶつけた直後の状態でおおよそ判断できます。

@受傷後すぐに寝てしまったりけいれんがあった場合はすぐに病院に連れて行きます。この場合は、頭蓋内出血などを起こしている可能性が高くなります。

Aすぐに泣いたら、まず安心。状況をみて病院に行くかどうか判断します。ただし、頭の中で徐々に出血することもあるので、頭痛・吐き気・嘔吐・意識のおかしさなどがあればすぐに病院に行きます。

 頭をぶつけた日は、長い入浴を避けて、安静にしていましょう。頭をぶつけた状況がどうだったかが大切です。高いところから落ちてしまった場合は、どのくらいの高さから、どのような状態で落ち、落ちた場所は土なのか、コンクリートなのか、板の間なのか、畳なのかなどを、よく見ておきます。

やけど

体の一部分のやけどの場合は、とにかくすぐに流水で冷やしてください。痛みがひどかったり、水泡ができた場合は病院を受診します。軟膏は塗らないこと、水泡はなるべく破らないようにしてください。

やけどの範囲が広い場合、何個所にもおよぶやけどの場合は流水で冷やすか、水で濡らしたタオルで被って冷やし、早めに病院へいきます。

やけどの場合は、とにかくなるべく早く流水で冷やします。その後、病院へ行きます。

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